エドワード・ヤンの恋愛時代
エドワード・ヤンの恋愛時代 [DVD]
価格:¥ 9,800 (DVD)
(参考価格:¥ 4,935)
発売日:2002-01-25
おすすめ度 ★★★★★
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『恐怖分子』『嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』の台湾ニューウェーブ監督エドワード・ヤンが、ガラッと変わってヤング・エクゼクティプが人生の転機を迎える3日間を描く群像喜劇。
チチ(チェン・シアンチー)は、親友のモーリー(ニー・シューチュン)が経営する会社で働いているが、いつもモーリーに無理難題を押し付けられている。恋人のミン(ワン・ウェイミン)とは喧嘩ばかりのチチに、モーリーの義兄で小説家の(イエン・ホンヤー)や財閥の御曹司アキン(ワン・ポーセン)らが絡んで事態は複雑な方向に……。
まるで日本のトレンディドラマのようなストーリーながら、人物の描き分けに優れ、凝縮した人間模様を歯切れのよいテンポで描き出した秀逸な作品。不安で自信がもてない悩み多き若者たちを突き放したタッチで描いているが、ほのかなユーモアも漂い、シニカルだが温かい気持ちになれる。(茂木直美)
★★★★★ 2005-01-29 孔子の教え
現代人は今、危険な状況に置かれているんだと思う。それはちょっとした失敗からコミュニケーションが
崩壊していくという危険性。こういった人間関係の脆さは日に日に増していってる様だ。
日本にしろ台湾にしろ旧友、親友、家族との接し方につまづいているのかも知れない。
しかし、現在に至っても恋愛やセックスは不滅だ。自閉した人間が多い中、インターネットや
携帯電話などで連帯感を築く現代の枯渇した状況を楊徳昌は希望を捨てずに見守っている。
皮肉に満ちた映画だが、その皮肉は悪意によるものではなく、監督の諦観の眼差しなのである。
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